ゆるりとニュージーランドワーキングホリデー

29歳 ニュージーランドでワーキングホリデーをする

ニュージーランド人はとてもやさしい

ニュージーランド多民族国家である。

様々な人種の人が住んでいる。まったく差別がないかというとそうではないが、私は差別など全く感じずに過ごすことができた。

日本人はやさしいを聞くが、私はニュージーランドにいた時の方が人のやさしさをたくさん感じた。

 

まずは学校への通学初日。前日にホストファミリーに連れられて学校の場所を教えてもらったが、道を覚えることが苦手な私はもちろん学校の場所を覚えていなかった。

 

私の通った学校はビルのワンフロアにあり、規模は大きくない。グーグルマップを頼りに学校であるであろうビルに入ったが、普通に居住スペースだった。廊下で出会ったおじさんに尋ねるが、ここではないことを知った。

そのビルを出て、道行くサラリーマン風のさわやかおじさんに道を聞いたところ、わからなかったようだが他の道行く人に尋ねてくれてその人が学校まで連れて行ってくれた。朝の通勤時間であろう時に、このようにやさしく教えてくれてびっくりした。

 

ある時は新しいシェアハウスに引っ越した時に道で迷ってたところ、何も訪ねていないのにジョギング中の若いおねーさんが「どうしたの?」と尋ねてくれて一緒に家を探してくれた。

 

こんなことがよくあるし、道行く人があいさつしてくれたり、ニコット笑ってくれることがよくあった。

 

人の温かさを感じることがとても幸せであった。

 

私が英語をあまり理解できなかったため、いいことしか耳に入らなかったこともあるかもしれない。ニュージーランドの子供はある程度の年齢までは、学校や幼稚園以外では親と一緒にいなくてはいけないと決められており、危ない面もあるのかもしれない。

 

しかし、ボランティア精神というのだろうか。笑顔も素敵で何か安心できる空間であった。

 

この経験から困っている人がいたら分からないで終わらせずに、解決するための行動をするように心がけるようになった。